It is not knowledge, but the act of learning,
Carl Friedrich Gauss
not possession, but the act of getting there
, which grants the greatest enjoyment.
1808年9月2日付のFarkas Bolyaiへの手紙の冒頭に書かれた言葉. この後には, こう続く.
When I have clarified and exhausted a subject, then I turn away from it, in order to go into darkness again. The never-satisfied man is so strange; if he has completed a structure, then it is not in order to dwell in it peacefully, but in order to begin another. I imagine the world conqueror must feel thus, who, after one kingdom is scarcely conquered, stretches out his arms for others.
———-雑感(`・ω・´)———-
この言葉は, ある春の日に, googleがガウスの命日に彼の名言として載せていたところをみて知った. そのときは, 自分自身が何かに焦っていた時期だったんだけれども, この言葉を見たときに自分の考えを改める機会になった. なぜなら, 大切なことは何かを業績を直ぐに出さなければいけないことでも, 地位を保つことでもなく, 勉強する過程やそれによって分かること, それ自体に大きな楽しみが存在する. このことを改めて認識することが出来たからだ. この言葉は, 日頃生活する中でも何度も思い出す好きな名言の一つ!
誰でも一度は名前を聞いたことがある, ドイツの数学者, 天文学者, 物理学者のカール・フリードリッヒ・ガウスだけれども, 改めて彼の業績を簡単にまとめてみた.
- 正規分布(ガウス分布)の発見
- 正17角形が定規とコンパスで書けることの証明
- 最小二乗法の発見
- ヘリオトロープの発明 (三角測量に使用する日光の反射器)
- 曲面の曲率の概念の形成
- ポテンシャル論の発見 (重力場の分析に貢献)
- 地図作成に関する理論
- hypergeometric functionを用いた楕円関数の記述
この業績を眺めるだけでも, ガウスは広い分野に貢献していたことが分かる. レオナルドダヴィンチ然り, 種の命名法を発明したリンネ然り, 1900年よりも前の人は広い分野に精通している人が多いなぁという印象. そう考えると, 自分がどれだけ領域を広げて勉強していると思っても, 広げすぎってことはないと考えられるね.
参考文献
(1)Wikiquote, https://en.wikiquote.org/wiki/Carl_Friedrich_Gauss, (2019 July 23)
(2)ENCYCLOPÆDIA BRITANNICA, https://www.britannica.com/biography/Carl-Friedrich-Gauss, (2019 July 23)
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